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労働トラブルQ&A
【よくある質問 】
【有給休暇】
Qもう3年も勤めているのに「あなたは、パートだから有給休暇はありませんよ。」といわれ、用事があって休むとその分給料が引かれるが本当に有給休暇はもらえないのですか?
A いいえ、パート社員も1週間の所定労働日数が何日なのかによって、与えられる有給休暇が発生します。入社後6ヶ月から発生していきます。まったく認められないことは違法です。所定労働日の8割以上出勤していた場合所定労働日数によって与えられる有給休暇日数が決まっています。
Q 有給休暇を取得したいと会社に申し出たところ、その理由をいい、会社が許可した場合に与えると言われてしまいました。個人的な理由なので言いたくないのですが、言わないといけませんか?
A 有給休暇は労働者に与えられた権利であり、どうしても事業に影響が出る場合に取得する日を変更してもらうことは会社にはできますが、理由を聞いたり、その理由のいかんによって許可をする、しないということは会社にはできません。したがって会社に理由をいう必要はありません。
【入社関連】
Q 明示された労働条件と実際が全然違うので辞めたいのですが、問題ないですか?
A 労働基準法に明示された労働条件と相違する場合は、即時に労働契約を解除することができるとの定めがあります。もしこの就職のために住居を変更した労働者が契約解除の日から14日以内に帰郷する場合においては、使用者は必要な旅費を負担しなければならないとも定められていますので、該当する場合は請求することができます。
Q 労働条件を全然明示してくれません。なんだかとても不安なのですが。
A 労働条件の明示は絶対書面にて行わなければならないことと、規則があるならば明示しなければならないものがあり、必ずしなければならないことと決められていますので、会社に明示するあるいは就業規則をくれないかと言ってみてください。会社がどのように対応するかを見、もし何も明示しない、明示要求したことを責めるなどの対応が見られるようであれば、その会社に勤めることを考え直してみるのもいいかもしれません。
【休憩時間】
Q 会社のお昼休みは12時から13時ですが、この時間にも電話等番があり、1週間のうち何回かはお弁当を食べながら、電話等番をしています。全然休憩した気分にならないのですが、これってお昼休みと言えるのですか?
A 休憩時間は労働者に自由に利用させなければならないとの決まりがあります。あなたの場合お弁当は食べているけれど、電話がかかってきたら電話に出なければならず、実際は休憩しているとは言えません。従って会社はこの時間は休憩時間ではありませんから、他に休憩時間をとらせなければなりません。請求してください。
【セクハラ】
Q社内で男性同僚から性的な言葉をかけられ、嫌だと伝えても何度も言われ不快で、会社に行くのが嫌になってきたのだけれど、どうしたらいいですか?
A社内にセクハラを訴える窓口は設置されていますか?設置されているならそこに話をしてみることは出来ますか?まずは社内で相談をしてみてください。
会社の中で解決できず困ってしまった場合には、各都道府県の労働局に設置されてい「雇用均等室」に相談することをお勧めします。今は男性が受けたセクハラも相談対象になっていますので、男性も我慢する必要はありません。
セクハラによって精神的に弱ってきているので、カウンセリングを受けたいということであれば、当事務所がお受けすることも出来ますし、他の専門家をご紹介することも可能です。
【いじめ】
Q 会社で毎日上司から人格を否定されるようなことを言われ、今までは何とか我慢してきましたが、もう我慢できません。特に最近は給与を下げると一方的に言われ、実際今月支給された給与が下がっており、時に辞めろとまで言われています。もう会社を辞めようと思っていますが、このままただ辞めるのでは我慢ができません。どこに相談したらいいですか?
A もし、実際解雇を言い渡され、解雇予告手当の支払いがない等があった場合には、労働基準監督署に申告してください。解雇に際しての手続には問題がないような場合は、県の労働局の「総合労働相談コーナー」あるいは労働審判等を利用することもできます。
【残業代】
Q社員の人数がここ数年増えないのに、仕事の量だけはどんどん増えて、毎日残業が続き帰りが深夜になることが度々ある。なのに、残業代はある一定の時間までしかつけてもらえない。深夜手当てもあると聞くのに、それもない。体力的にも限界が来ているし、家族も心配してくれている。どこに相談したらいいですか?
Aまず、残業をさせるための36協定がきちんと結ばれていますか?そんな手続きを会社がしているのを知っていますか?就業規則に残業をさせることがある旨の記載があって、かつ協定がなされていることで初めて会社は従業員に残業を命じることが出来るのです。
36協定があっても残業代をきちんと支払わないのは違法です。最初は労働基準監督署に相談することをお勧めします。その際ただ口でいうだけですと証拠がなく、認められないことになりかねません。そのため自分で何時に会社を出たかをメモでもかまいませんので、つけておくなど客観的に分かるものを用意しておいてください。 給与明細は必ずとっておき、就業規則も貰えるようであれば貰ってください。タイムカードがある会社の場合は、コピーを取っておくとよいでしょう。
「名ばかり管理職」という言葉で最近も話題になっています。不払い残業は今や社会問題です。しかし、方法を間違えてしまうと、会社にいられないなどのことになりかねませんので、どういう方法を取っていったらいいのかも考える必要があると言えるでしょう。