2012年11月7日09:28:11
おはようございます。
今朝は雨上がりで空気が少しきりっとした感じがしました。
少しずつ紅葉が進んでいますね。
さて、今月は厚生労働省において
「労働時間適正化キャンペーン」期間と位置付けられています。
長時間労働は、脳・心臓疾患やメンタルヘルスに
高い影響を及ぼすといわれています。
また、未払い残業代にもつながるケースも多々あります。
メンタルヘルス問題が起こると、会社としては
一般的に「私傷病」として扱う場合が多いと思いますが、
よくよく話を聴いていくと、恒常的な長時間労働があったり、
休日出勤もしているなど、「業務上災害」ではないかな?
と思われるようなケースも見られます。
労基署に労災を申請した場合、どんなに事業主が
私傷病だといったとしても、労基署の認定によって決まりますので、
会社は長時間労働の抑制や健康への配慮など
きちんとやるべきことはしておく必要があります。
特に今月はキャンペーンということですから、
監督署の事業場への立ち入り検査なども強化されるのでは
ないでしょうか。
本当に長時間働かせることが会社の生産性を上げているのかどうか、
会社にとって良いことなのか、従業員にとってどういうことなのか
をこれを機に検討してみてはいかがでしょうか。
メンタルヘルスに関する問題なども起こっているようであれば
放っておくのは得策ではありません。
ぜひ、考えてみてください。
当事務所では企業のメンタルヘルス対策の支援をしております。
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