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本山 恭子お話を聴かせていただいて、何を良しとするかを一緒に考える、気持ちを大切にするがモットーです。

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社会保険は個人で選択できる?

2012年8月17日09:38:11

おはようございます。
今日から仕事という方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
まだまだ暑いですので、初日から無理をしないように
してくださいね。

さて、お問い合わせをいただく内容の中に、
社会保険(雇用保険、健康保険、年金)に関しての
ものが結構あるのですが、
会社の事業主の方も、従業員の方についても
自分の好きな方を選択できるというような感覚を
お持ちでいらっしゃる方が多いことに気づきます。

健康保険一つにしても、
「国民健康保険」「健康保険」がありますので、
負担が少ない方に入りたいという思いから、
自分にとって有利な方を選択したいという思いです。

雇用保険については、入りたい、入りたくないという
選択希望です。

気持ちはよくわかるのですが、
残念ですが、これらの社会保険は
要件に合致しているかどうか」だけで判断され、
個人の希望は聞いては貰えない仕組みになっています。

健康保険でいえば、法人の会社で正社員として働くのであれば、
社会保険は絶対加入です。(万が一法人なのに社会保険に
入っていない会社であれば、それは脱法行為です。)

パートだとしても、正社員の労働時間、日数のおおむね
4分の3以上働くのであれば、やはり加入します。

雇用保険でいえば、今の法律では
1週20時間以上31日以上の労働が見込まれる方については
原則として加入しなければなりません(一部昼間学生等除く)

社会保険や雇用保険に入りたくないのであれば、
自分の労働条件をそれ以下に変えてもらうしか手はありません。
手取りが少なくなるから入りたくないという理屈は
通らないということです。

会社に調査が入って、加入させるべき人を加入していなかった
ことが判明すれば、遡って手続きを求められます。
そうなれば本人負担分も発生しますから、かなりの痛手でしょう。

中には残念ですが、会社側がパートさんは社会保険の適用はないと
決められているからというようなことをいい、加入させていないケースも
見受けられます。
社会保険は負担が会社も大きいですので、少しでも
経費を削減したいという気持ちなのでしょうけれど、
働いてくれている人に対する姿勢としていかがなものでしょうか。

労働時間を会社と話し合って決める際には、
保険に入る範囲で働くのか、それ以下で働くのかなどきちんと決めて
社会的ルールに沿った社会保険等に加入していただきたいと
思います。