2012年7月6日08:27:47
おはようございます。
昨日は、某労基署で労働保険年度更新作業の
お手伝いをしてまいりました。
提出期限まであと少しということもあり、
結構な数の企業の方がお見えでした。
1年に1回の作業なので、どうだったか忘れちゃったよと
おっしゃられる方も多く、「通常の確定申告よりも
難しいね!!」という感想が物語っているように感じました。
さて、労働保険もそうですが、社会保険の
「算定基礎届」もあと少しで提出期限です。
算定の準備をしていたら、給与に変動があった時期に
随時改定「月変」の提出をしなければいけなかったのに、
出し忘れていた!!というところも実はおありになるのでは
ないでしょうか。
私どもも、給与計算を請け負っていない会社において、
賃金台帳を1年分いただいて初めてわかって、
慌てて月変を出すことがあります。
そうなると、役所の手続きとしては
賃金台帳や出勤簿のコピーなどを添えて提出することで
遡って修正されますが、問題は社員への対応です。
保険料が安くなって戻すお金が発生するのであれば
まず揉めません。
高くなって追加でもらわなければならない時に、
文句を言われたり、いたたまれない思いを担当は抱いたり
せざるを得ないですね・・・
差額をもらわずに会社が支払うわ!!ということであれば
嫌な思いはしないで済むのかもしれませんが、
そうすると、この会社が負担した分は課税対象となりますので
また別な作業が必要です。
このような面倒なことがないように、嫌な思いを双方しないで
済むためにも給与額が変わったり、バイトから社員になった
などの変更があった時には、ぜひ細心の注意を払って
いただきたいと思います。
ご不明な点がありましたら、当事務所にご相談ください。