プロフィール

本山 恭子お話を聴かせていただいて、何を良しとするかを一緒に考える、気持ちを大切にするがモットーです。

≫ 詳細プロフィール

記事テーマ

日記 (57)

法律情報 (2)

お得な情報 (18)

製品・サービス情報 (0)

バックナンバー

2017年 09月

2016年 02月

2015年 11月

2015年 09月

2015年 03月

2015年 01月

2014年 12月

2014年 11月

2014年 10月

2014年 09月

2014年 08月

2014年 05月

2014年 04月

2014年 03月

2014年 01月

2013年 11月

2013年 10月

2013年 09月

2013年 08月

2013年 07月

2013年 05月

2013年 04月

2013年 03月

2013年 02月

2013年 01月

2012年 12月

2012年 11月

2012年 10月

2012年 09月

2012年 08月

2012年 07月

2012年 06月

2012年 05月

2012年 04月

2012年 03月

2012年 02月

2012年 01月

2011年 12月

2011年 11月

2011年 10月

2011年 09月

2011年 08月

2011年 07月

2011年 06月

2011年 05月

2011年 04月

2011年 03月

2011年 02月

2011年 01月

2010年 12月

2010年 11月

2010年 10月

2010年 09月

2010年 08月

2010年 07月

2010年 06月

2010年 05月

2010年 04月

2010年 03月

2010年 02月

2010年 01月

2009年 12月

2009年 11月

2009年 10月

2009年 09月

2009年 08月

2009年 07月

2009年 06月

2009年 05月

2009年 04月

2009年 03月

2009年 02月

2009年 01月

2008年 12月

2008年 11月

2008年 10月

2008年 09月

2008年 08月

2008年 07月

2008年 06月

2008年 05月

2008年 04月

2008年 02月

2008年 01月

2007年 10月

2007年 09月

2007年 08月

2007年 07月

労働者?個人事業主?

2011年4月13日09:53:35

おはようございます。
桜がだいぶ散り始め、葉っぱが目立つようになってきました。
今年も桜の季節が過ぎていくのですね~
原発、地震はさっさと終息してほしいけど、
桜はもっと見てたいな~と思ってしまいます。

 

昨日、最高裁にて、会社と個人事業主として業務委託契約を
結んで働いていた人たちの、労働者性が認められ、
団体交渉権があるとの判決が下されました。

正社員だと労働保険や社会保険など会社負担になるけれど、
個人事業主だとそれは個人事業主持ち。
そういったコスト削減などのために、個人事業主に切り替える
例なども増え、業務委託契約の形態で働く人の数も、
2008年には110万人にまでなっているそうです。

この度の裁判で労働者性が認められる要件として
個別に重視された点として、
①不可欠な労働力として組織に組み込まれているか。

②契約内容が一方的に決められているか。

③報酬が労務の対価であるか

などがあり、実際の働き方も重視ししています。
それらとしては、
①時間、場所の拘束を受けていたか。

②業務の依頼を断る事由があったか


今回の例としては、
マニュアルを渡され、制服も支給され、
会社が決めたランク制度によって報酬が支払われていたなど、
これらを判断し労働者だと判断されました。

個人事業主として正社員から変更されて働いている人が
数多くいる現在。この最高裁の判例は多くの影響を与えるものと
思われます。

周りの会社が個人事業主に切り替えているからうちも、
といった安易な考えの下に切り替えてしまった会社もあることでしょう。

今回の判決を踏まえ、適切な対応が求められます。