2009年7月8日10:56:09
こんにちは。
今日も梅雨まっただ中。。。
週間天気予報を見るとちょっと気がめいります。
梅雨明け早く来ないかな~
会社側の方、労働者の方の両方からご相談を受ける
事の中に、労働条件をはっきりさせておけばこのような
ことにはならずに済んだのにな。。。と思うようなことが
多々あります。
大きな会社は別として、小さな数人でやっているような
会社のトラブルが最近増えているといいます。
昔は小さなところは家族的な付き合いで、いい時も悪い時も
まるで家族のように守り、守られていた関係だったのかも
しれませんが、最近は社長さん自身もそういう世代ではなく、
従業員の方が労働法などの法律をネット等で調べ
詳しかったりと、「なあなあ、まあまあ」では済まない状況となって
いるのです。
こじれにこじれ、最終的には労働局等でのあっせんなどに持ち込まれ、
金銭での解決にまでなってしまうことも稀ではありません。
本当にトラブルにならない限り、「うちには関係ない」と
お考えの事業主の方も多いと思いますが、
労働基準法は守るべき最低限度の法律であり、会社を営んでいる以上
「知らない」では通らない法律なのです。
「うちは残業代は払わないから」
「うちは有給休暇はないから」
などと、国の法律を完全に無視した経営をなさっている場合
会社の中に火種を常に抱えていることになるのです。
日本の法律は「知らない」ことで放免されることはないのです。
知りながらであればなおさら問題です。
どうぞ少しずつでも自分が関わっているという自覚を持って
知っていただき、自分のところの問題点に少しずつでも
取り組んでいっていただけたらなと、日々感じています。