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本山 恭子お話を聴かせていただいて、何を良しとするかを一緒に考える、気持ちを大切にするがモットーです。

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労働条件

2009年1月21日16:20:29

こんにちは。
今日はまたまたどんより曇り空。
このあと雨になるんだそうです。
空気が乾燥しているから、ありがたい恵みでしょうか。

最近、『求人を見て面接を受け入社してみたら
求人票に書いてある条件には「正社員」とあったのに
実際は「1年更新の契約社員」だった。』
『働き始めて数か月したところで、給与を下げると
言われ、実際に下がってしまった』
というような内容のご相談を多く受けるようになりました。

正社員なのか更新有りの契約社員なのかは
今のご時世不安の大きさが違います。
実際は違うのに求人票にはいいことを書いておいて、
人を集めようという会社の姑息な手段なのかもしれません。

労働者を雇おうとする場合、労働条件の明示が会社には
義務付けれられています。
特に必ず書面にて明示しなければならない事項として
①労働契約の期間
②就業の場所・従事すべき業務
③始業・終業の時刻、所定労働時間を超える労働の有無
 休憩時間、休日、休暇および労働者を2組以上に分けて
 就業させる場合における就業時転換に関する事項
④賃金の決定、計算・支払の方法及び賃金の締め切り・
 支払の時期
⑤退職に関する事項(解雇の事由を含む)
が挙げられています。

会社は必ず明示しなければならないことに法律で
定められていますが、実際に中小企業だとやっていない
という会社も多いと思います。
でも、あやふやなままで入社してその後困ることが
あっても面白くありません。

必ず実際に入社すると意思表示をする前に、
正社員なのか契約社員なのかといったことなど
聞いてください。

聞いても教えてくれないという会社だとしたら
隠さなければいけない何かがあるのやもしれません。

さらに、明示された労働条件と実際がさらに異なることも
考えられます。その場合、それでもそこで働いて行くと
決めるのであれば別ですが、「労働者は、即時に
労働契約を解除することができる」と労働基準法に定めが
ありますので、見切りをつけて早いうちに別の会社を
探すことも一つの選択肢となるでしょう。

もう一つの給与額が一方的に下げられたという場合には、
これは労働条件の変更にあたりますので、
会社が下げるといえば従わなくてはならないものでは
ありません。なぜ下げなければならないのか、
しっかり説明をして貰いましょう。説明に納得し合意
できるようであれば合意してください。
会社に説明を求めても全然してくれなく、給与明細を
見たら下がっていた、説明は聞いたけれど、
納得できない等の場合には、会社のある地域を
管轄している労働基準監督署に相談に行って、
会社への指導をお願いするという方法もあります。

おかしいなと感じることがあれば、法的に
問題があることなのか、何かできることはあるかなど
調べてみるといいでしょう。