2008年11月19日13:19:30
こんにちは。
今朝は各地とも冷え込んだようです。
事務所の外の銀杏並木も木によっては黄色く色づき
青空に映えています。
最近はこの不況もあり、解雇等の話がいろいろと
聞かれるようになってきてしまっています。
会社が倒産したり、自宅近くのスーパーが数日前突然閉店し
どうしたのだろう?と思っていたら、自己破産とのこと
身近にこのようなことが起こり、びっくりしています。
今までのここ数年は、会社は儲けているのに労働者には
分配しないということが問題になってきていました。
しかしここにきて、会社の資金繰りが悪くなり、黒字の会社で
さえも下手をするとつぶれてしまう事態が起こっています。
そうなると働いた分の給与が支払われないなんて事もあり得ます。
このようなときのために、労働者健康福祉機構による
「未払賃金立替払制度」というものがあります。
労働保険の適用事業者であった会社(法人・個人とも)
で働いていた人に限られ、未払い賃金の総額が2万円未満の
場合は受けられないなどの制限もありますが、
立替払される金額は「未払い賃金総額」の80%になります。
年齢によって立替払金額の上限が違い、たとえば、
45歳以上の方ですと未払い賃金の上限額は370万円となり
立て替えてもらえる金上限額は296万円になります。
立替払いの対象となる未払い賃金は、
退職日の6か月前の日から労働者健康福祉機構に対する立替
払い請求の日の前日までの間に支払日が到来している
「毎月の賃金」及び「退職手当」の中の未払い部分です。
会社が突然倒産してしまうと、
途方に暮れ、明日からどうやって食べていこうと心配ですよね。
手続きが必要となるため今日の明日に支給されるわけでは
ありませんがそれでも、このような制度がありますので給料が
支払って貰えなかった人には、1つの安心につながると思います。
こんな制度があるんだということを、ぜひ皆さんに
知っていただけたらを思います。
もし詳しくお知りになりたい方がいらっしゃいましたら
お気軽にお問い合わせください。