2014年12月19日09:53:34
おはようございます。
このところの寒さは本当に厳しいですね。
12月からこんなに寒いことはめったにないですよね。
知り合いが北海道は網走方面にいるのですが、
かなりの大雪で除雪が間に合わず、
陸の孤島のようになっているとのことでした。
それを思えば、東京など暖かいのでしょうけれど・・・
この寒気が収まってくれるといいですね。
さて、先日、厚労省が
「ストレスチェック制度に関する検討会報告書」をHPに
アップしました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000069013.html
検討会の報告なので、この通りの施行となるのかどうかは
まだ定かではありませんが、方向性としては
こういうことになるのかなという、ものが見えるものなのだと
思います。
50人以上規模の企業は来年の12月からこの
ストレスチェックの実施が義務付けられます。
健康診断と一緒に行っても構わないとのことですし、
独自に行っても構わないようです。
この制度では「実施者」がとても重要なポジションになりますが、
なれるのが「医師、保健師」ほか
一定の研修を受けた「看護師、精神保健福祉士」となっています。
ただし、この人たちが実際に何もかも行っていくのは
正直無理でしょうから、「実施事務従事者」が会社側の
事務担当として、いろいろ行っていくこととなります。
この実施事務従事者は「人事権」を持たない人に限定される
ようです。
結果開示の同意は実施後、本人が結果を見てからということの
ようですので、事前に同意を取り付けておくことは禁止されるようです。
よほど、会社も人事権を持つ人も信用されていないのだなと
報告書を見ていてつくづく感じました。
なんだか誰も誰のことも信じられないような社会のようで
切ないですね。
人を信じないと、人も自分を信じてはくれない。
でも、人のことは信じられないから信じない。
結果、孤立する??
ストレスチェックをするよりも、こういうところを変えていくような
仕組みづくりの方が、良いような気がするのは、
私だけでしょうか。
本格実施までには通達なども出てくると思われます。
今後の動きも見ていくこととします。
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