2012年7月11日08:10:29
おはようございます。
今はまだ晴れていますが、
夜には雨が降るとのこと。。。。
まだまだ梅雨の終わりの時期がこれから
なんですね。あと10日くらいでしょうか。
先日産業カウンセラーとして
企業に対する傾聴の研修に一講師として行ってきました。
このような体験は初めてでしたので、
どんなふうに受講して下さる方がお考えになるのか
考えながら臨ませていただきました。
通常の産業カウンセラーの養成講座では、
資格を取りたい、カウンセラーとしてやっていけるようになりたい
など、積極的に傾聴ができるようになりたいと
お越しになられます。
ですけれど、企業の研修で、しかも営業成績を
上げなければいけないと考える人たちに、
傾聴がどんなふうに受け止められるのかと思っていました。
最初は、「そんなこと言ったってね~」というような感じが
透けて見えるような感じだったのですが、
ご自分がお話をする立場に立った時、状況が変わったようでした。
日常生活においては、自分の考えを否定や判断、評価など
されずに聞いてもらえるなんて言うことは、まず「皆無」だと思います。
ですけれど、「とにかく、相手を否定せず最後まで話を聞いてください」と
お願いをして、話を聴く、話すことをしていただいたのですが、
最後まで聞いてもらえるということは、とっても気持ちいいんだと
気づき、そうなると答えは自分の中にあって、だけど
背中を押してほしいと思っている自分にも気づいたとのコメントが
ありました。
お客様も、いろいろ相談されて、いつもは解決策をどんどん
提供しているけれど、実はお客様は答えを持っているのかも・・・
まずは聴いて信頼してもらって初めて、提案が受け入れてもらえるのかも
など、本当にいろいろな気づきを皆様方が手にされていました。
こちらとしては、自分の気持ちを素直に表現され、
多くの気づきを得ている、受講された方々の姿にすごいな!!
と感じながらそこにいました。
日ごろ、なんとかしたいという気持ちが強かったり、
成績をあげなきゃと思う気持ちが強くて、実は営業成績があがる
逆のことをしていたのかも。。ということかもしれませんね。
改めて、普通の営業などをされる方々への傾聴の意義を
私が実感した一日でした。
こんなことも、もっともっと伝えていかなければなとも
思った貴重な時間となりました。
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