杉並区女性社労士の思うこと

おはようございます。
どんどん西から梅雨の足音が近づいてきているようです。
東京の梅雨入りもカウントダウンなのでしょね・・・

そろそろ、６月の給与計算業務が終了すると
今年の算定基礎届の準備が本格化します。

給与計算業務を委託していただいている企業様の分については
こちらで、給与の変動などを見て、随時必要な月額変更届等の
処理をしていますが、
一覧表だけを送っていただき、それを基に算定の準備をすることになる
企業様などに、月額変更が必要だったのに！漏れている。
というものがあったりします。

給与が下がったのに、高いままで徴収していた分については
返金ですから、社員にとっても、まあ目くじら立てなくてもいいか
という感じになりますが、
逆の、上がっていたのに、低いままで取っていたというものが
結構厄介です。

会社が間違っていたのだから、払いたくないという思いが
社員にはあるのも人情ですが、高い金額の給与をもらっている
事実があるのであれば、やはりほかの人との公平の観点からも
きちんとした保険料を払っていただく必要がありますし、
もし、その差額を会社がそのまま払うとなると、その会社が
払った分も給与としてみなされてしまう可能性が高くなります。

人間どうしても間違いはつきものです。
そこはどんなことをしてもゼロにはならないのでしょう。

ですけれど、そのあとが人にできることなのかなと、私は考えます。

きちんと謝り、必要な手続きを取って、適正にしていく。

お互い嫌な思いは一時しますが、きちんと話をしていくことで、
許してもらえたりするものだと、私は信じています。

このたびのチェックで、「あ～！」という思いをされる方も
おありだと思いますが、ここは腹をくくって、しっかり対応
してくださいね。

わからないことなどありましたら、
当事務所でお手伝いもできることがあると思いますので、
ぜひご連絡ください。